安心・安全の取り組み

品質管理システム

品質方針
畜産農家の負託に応えるために、継続的な業務改善に取り組み、「安全で良質な低コスト飼料」の安定供給に、一致団結して邁進する。

当社はISOシステムによる
継続的な品質改善に努めています

全農をはじめJAグループの要望、系統畜産農家の負託に応え、さらなる顧客満足度の向上を目指し、品質マネジメントシステムの国際規格である『ISO9001:2015』を全事業所で認証取得しています。

【登録範囲】飼料の製造および販売
【対象範囲】本社、志布志工場、谷山工場、日向工場

GMPガイドラインに適合した
配合飼料の品質及び安全性管理に
努めています。

原材料の管理

  • ・受入時の検査色、臭い、粒度等の官能検査、成分検査、サルモネラ検査
  • ・適正な保管管理

製品の配合割合・表示票管理

  • ・全農の製造供給指図書に基づく配合割合・表示票の管理
  • ・飼料安全法・関税定率法の遵守

製造管理

  • ・製造工程ごとの管理、最先端FAシステムを導入
  • ・製品規格のチェック、製造ロット毎にチェック
  • ・製品の量目管理
  • ・製造設備の保守点検清掃

製品の保管出荷管理

  • ・製品の成分検査
  • ・製品の先入れ先出しの徹底
  • ・製品の専用容器の管理
  • ・製品のトレーサビリティー管理
  • ・製品保管施設の管理

品質管理課での主な分析項目

  • ・一般成分分析
  • ・ミネラル等微量成分分析
  • ・粒度分布、耐久性、硬度分析
  • ・抗菌性物質の管理分析
  • ・サルモネラ検査
  • ・その他

総括品質管理委員会及び
工場品質管理委員会の設置

  • ・本社・工場毎に定期的に開催

牛用飼料供給システム

畜産農家の皆様に、安心してくみあい配合飼料をお使いいただくために、牛用飼料への動物性たん白質の混入を防止するさまざまな取り組みをおこなっています。

牛用飼料と鶏豚用飼料の製造・
出荷を完全に別棟方式で専用化

  • ・志布志工場:牛専用工場、鶏豚専用工場
  • ・谷山工場:牛専用工場、鶏豚専用工場
  • ・日向工場:鶏豚専用工場、牛専用倉庫(志布志工場からの受入出荷)

飼料安全法ガイドライン制定に対応

業務管理規程、生産管理規程を制定し、工場での品質管理体制を明確にしました。

  • ・飼料製造管理者、品質管理責任者の設置

工場内での車・人動線を明確に

  • ・【車両動線】工場に出入りする全車両の入場から退場までの動きを、牛エリア、鶏豚エリア別に定めました。
  • ・【人動線】人動線ラインを白線で表示しました。
  • ・【エアーシャワー室】鶏豚エリアから牛エリアへの移動時はエアーシャワー室を必ず通過します。

鶏豚専用工場における動物性たん白質原料(B飼料)の受入は、全て専用ピットで行い、粉塵飛散を防止するシャッター設備を設置

牛専用工場で使用するフォークリフト車、清掃用具等の機材は専用化

牛用飼料は全て専用バルク車、専用コンテナバッグでお届け

安全衛生管理・
防疫管理システム

鳥インフルエンザ、CSF(豚熱)、口蹄疫その他の家畜疾病が蔓延する中、当社では防疫管理強化のため、工場に入場する全ての車両、人を対象に防疫管理を実施しています。

安全衛生委員会の設置

工場内における労働災害を未然に防止するとともに環境整備を推進するために、関係協力会社と一体となり、リスクアセスメントにもとづく安全衛生パトロール、ヒヤリハット、環境測定等の活動を行っています。

有害動物等の駆除

ネズミ、鳩等の有害動物による飼料への悪影響、疾病侵入を防ぐため、契約業者による定期的な駆除を実施しています。

バルク車タンク槽内消毒

鶏用バルク車を対象に、サルモネラ菌等による飼料への汚染を防止するため、ギ酸・酢酸等の有機酸によるバルク車内部の洗浄を実施しています。

防疫管理の徹底

国内、中国、東南アジア等における鳥インフルエンザ、口蹄疫その他重要な家畜疾病の発生など、飼料畜産業界に対し、消費者はもとより畜産農家からも安全・安心が求められています。当社では畜産農家の皆様に安心してくみあい配合飼料をお使いいただくために、工場に入場する全ての車両、人を対象に防疫管理を実施しています。